学校の避難訓練について思うこと

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学校の避難訓練について思うこと

2016/04/10

昨夜、深夜に兵庫県と大阪府で地震が相次いだとか。

私の住む地域では揺れなかったので気づかなかったですが、短い時間に2回続いたというのは、ちょっと心配です。

さて、地震で思い出したのですが・・・

学校は必ず避難訓練をしますよね。

でも大阪で育って、大阪市内の学校で働いていた私が知る限り、ほとんどの訓練が授業終了後に放送が入って訓練へ…というような避難訓練でした。

今は変わっているのかも知れませんが。

5年前の東日本大震災が起きた時間。私が勤めていた学校では、教員は会議が終了した直後でした。ほとんどの教員は職員室で、私も用事で職員室にいました。

生徒はクラブ活動等をしていました。

教員が安全の確認に走りましたが、その時は怪我をした生徒はいませんでした。

しかし、今後もし東南海地震や上町地震が起きた時、必ずしも授業中だとは限りません。

大きな地震では校舎も被害を受けるかも知れません。また余震のために思うように移動が出来ないかも知れません。そんな中で、生徒の居る場所まで駆け付け、安否の確認をするのは大変なことでしょう。

また学校は地域の方の避難場所に指定されていることが多いので、大きな地震の時は直後から近所の方が避難されてくるかも知れません。他にも、保護者の方からの問合せもあるでしょう。

起こりうる状況を想定し、対策を取り、訓練を行い、それぞれの人が、自分が「その時」にどういう行動を取るのかを把握している。

全校的にそういった取り組みを普段からしておくことが大切ではないでしょうか。