遺言書と保険
2015/07/18
遺言書と保険。
これは似ているな、と思った時があります。
どちらも大切なもので、必要なものだと分かっている。
でも、「今はまだいい」「自分には必要じゃない」と考えてしまう。
でも本当に「今はまだいい」、「自分には必要じゃない」ものでしょうか?
どちらも、自分はまだ死なない、病気にもならない。
そういう思いがあるから、「今はまだいい」「自分には必要がない」と思っているのではないですか?
しかし、病気にはいつなるか分かりません。
また、例えば「事故に遭う」といったように、いつ万一のことが起きないとも限りません。
病気、特にガンのような病気はかなりの高額な治療費がかかります。
経済的なことを考えて十分な治療を受けられない、といったことも起こりえます。
それに家族の生活費の問題もあります。
また、あなたに万一のことがあった場合には、葬儀代・病院への支払い・お墓代などかなりの費用がかかります。当座の家族の方の生活費も必要です。
一方、あなたの財産(負債も含めて)がどれだけあるのか調べないといけません。財産が確定すれば、それをどういう風に相続人で分割するのか、相続人で協議しなければなりません。時には相続放棄をしなければいけない時もあります。
しかも健康保険・社会保険などの手続きもあります。残された家族の方は大変です。
では、家族の方の負担を軽減するには、どうしたらいいでしょうか?
まず経済的な面では保険によって負担を軽減することができます。
また、万一の時が起きた後、財産に関することでは遺言書やエンディングノートを活用できます。
エンディングノートには遺言書のような法的な拘束力はありませんが、書式の定まっている遺言書よりも詳しい内容やあなた自身の思いを伝えることができます。延命治療をするのかどうか、葬儀のやり方について、自分のことを誰に知らせて欲しいか……etc. そのようなことも記しておけます。
法的に拘束力のある遺言書と共に利用することで、万一の時の家族の方の負担を軽減し、場合によっては「家族を守る」ことにもなる場合もあるかも知れません。
詳しくは電話またはメールでお問い合わせ・ご相談ください。
今はまだ必要性を感じていなくても、「将来のために聞いておこう」ぐらいに気軽にお問合せ頂いても大丈夫です。
電話番号 06-6792-6724
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