成年後見について

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成年後見について

2015/07/07

今日も当サイト及びブログにお越し下さってありがとうございます。

本日は成年後見制度について少し書いてみます。

私・行政書士の上田桂子は、現在、一般社団法人コスモス成年後見サポートセンターの会員です。
行政書士になる以前より、私は成年後見に関心を持っていましたので、行政書士に登録後、コスモスの入会前研修を受講し、考査合格後すぐに入会いたしました。

私がまだ学生だった時に祖母が認知症になりました。それが私の認知症との出会いでした。

祖母は、ずっと離れて暮らしていても、私の父親を自分の息子だと分かりました。でも、私と母親についてはとうとう分かりませんでした。

人が食べているものまで「自分の!」と言って取り上げてしまうのには困りましたが、全体としての印象は可愛いお婆ちゃんでした

最近では4年前に亡くなった叔母も認知症でした。若年性認知症だったので、周囲が気付くのも遅くなり、かなり周囲は困らされました。

また、家族が入院した折のことです。同室の方でご病気のために判断力が充分ではなくなった方々に出会いました。二十歳代や三十歳代の方々です。
おひとりはご家族がいらっしゃらないご様子。 もうおひとりは、高齢のご両親がお世話をされていました。
判断力が充分でない方がご家族がおられなければ、一体誰が本人の代理なり助けをするのか。でもご家族がいらっしゃっても、将来、ご両親がおられなくなった後、誰が世話をするのか。ご家族も大変ご心配をされていました。

その後、私は民法を勉強し、成年後見制度を知り、「これだ!」と思いました。
不自由をされているご本人、また介護に疲れたご家族のために、少しでもお役に立てたら……と考えています。

成年後見制度は、認知症などで判断力が十分でなくなった方を守るための制度です。
①既に判断力が十分ではなくなった方に、申し立てにより家庭裁判所が後見人等を選任する法定後見
②まだ判断能力があって契約ができる状態の間に、本人の意思により、契約で後見人を定めておく任意後見があります。

詳しくは後日改めて掲載いたしますので、今回は割愛させて頂きます。

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