今朝のテレビで「下流老人」が取り上げられていましたね
2015/12/02
師走になりました。
今年も残すところ1か月を切りましたね。
この年の瀬に、今日も親御さんを殺害した未成年者のニュースがありました。
昨日でしたか。高校生が伯父さんを殺害したニュースがあったばかりです。
嫌な事件が続いています。
そして世界に目を向ければテロ事件や紛争。
平和に、穏やかに新しい年を迎えられることを願うばかりです……
さて、もう一つ重い話題です。
今朝のNHKの番組「あさイチ」で紹介されていた「下流老人」の問題です。
生活保護受給者よりも困窮した生活を送っている高齢者が少なくないという話題でした。
ある方は40歳代でご両親の介護のために離職。その後、50歳代になってからの再就職がうまくいかず、ホームレスになってしまったとか。
また、他の方は定年退職後、住宅ローンが払えずに家を手放すことになったとか。
他にも、配偶者がご病気をされて、かなりの出費で困っておられる方もいらっしゃいました。
医療費は高額療養費制度で負担が少なくなっても、減塩食を用意するために減塩の調味料を使わなくてはならないなど、医療費とは別に出費がかかるそうです。
番組ではそういった方のケースを取り上げていました。
一度、生活が困窮してしまうと、そこから回復するのは大変なことです。
そこで、そのような状態にならないように、事前に対策をしておかれることをお薦めします。
今、このブログを読んで下さっている方も、ご自分は関係のないことだと思わないで、対策を考えておかれた方がいいと思います。
①住宅ローンについて
例えば35歳で35年ローンを組んだとします。
60歳で定年退職した後も、10年間、ローンを払わないといけません。
公的年金開始は65歳。初年度は雇用保険の収入がありますが、残りの期間は、収入がない状態でローンを支払うようになります。また、年金も考えていたよりも実際に受け取る金額が少なくなるということもあるようです。ボーナス払いをされている場合は、それも負担になります。
銀行とも相談されて、退職前、給与など定期的な収入がある時に残額を支払う、など対策をされることをお薦めします。
②医療費について
年齢が上がると共に、病気にかかるかかる可能性も高くなります。
若い頃に、生涯保険料が変わらないタイプの医療保険に入っておかれるのも一つの対策だと思います。
ある程度の年齢になって、保険料が上がるだけでなく、その時の健康状態で契約を断られる可能性も高くなります。
まだ若い頃から、ぜひ将来のために医療保険を検討してください。
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