今は特別なことでも……

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今は特別なことでも……

2015/11/06

「ケータイの番号を教えてください」
「メールアドレスを教えてください」
日常生活の中で、こんな風にお願いするのはごく普通のことになっています。でも考えてみれば、携帯電話やスマートフォンをお持ちではない方もいらっしゃるはずです。
実際、高齢者の方には携帯電話やスマートフォンをお持ちでない方がいらっしゃいます。中には嫌いだから持たないという方もいらっしゃるかも知れません。
でも、やっぱり持っていて当たり前のような空気が広がっていますね。

私の友人で、専業主婦で携帯電話とスマートフォンのいずれも持っていない人がいます。
待ち合わせをする時はドキドキします。
「もし電車のトラブルなどで約束の時間に遅れそうになったらどうしよう?」
「待ち合わせ場所を間違えていたらどうしよう?」
というように。

携帯電話やスマートフォンのない時代にはどうしていたっけ?と、今では不思議に思います。

外出先でも連絡を取り合える。
そんな今では当たり前のことが、少し前までは当たり前ではなかった。
それでは逆に、今は特別に思っていることが、来年には当たり前のことになっているかも知れませんね。

そんな変化が果たして人間のために良いことばかりなのかどうかは分かりません。でも、変化していくなら、それに対応していかないといけませんね。

そう言えば個人情報保護法。
この法律が国会を通るまでに反対が多かったし、施行されるまでも不安の声も多かったと記憶しています。
でも、今では個人情報保護法は、国民は日常生活では特別に意識しないようになりました。

マイナンバーも、今は「どう対応すればいいのか?」と不安を感じている人も多いし、番号で管理されるようでこの制度を嫌う人も多いです。
しかし、一旦施行されると、いつの間にか特別なものには感じないようになっていくのかも知れませんね。
考えようによっては、大変怖いことですが……

私、上田桂子はマイナンバー実務検定2級を取得しています。
今後は1級の取得も目指します。
マイナンバー(個人番号)についても、疑問があれば、気軽にご質問ください。