大阪市平野区で成年後見のご相談をお受けします

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大阪市平野区で成年後見のご相談をお受けします

2019/07/24

大阪市平野区で成年後見のご相談をお受けします

大阪市平野区のうえだ行政書士事務所です。

代表者の上田桂子です。

 

私が元々、成年後見に関心を持ったのは、まだ前職の学校事務の頃に、入院していた家族の同室の方との出会いがあったからです。

 

まずは平成13年(2001年)の11月のことです。

まだ30歳代で寝たきりになり、体を動かすことも話すこともできなくなった方に、ご両親が毎日付き添っておられました。

「病院からは退院するように言われているけれど、自宅で介護はとても自分たちに出来ない。それに、これからのことも心配だ」とご両親はお話をされていました。

病室を移ったので、そのご家族とはそれきりになってしまいましたが、どうされたのだろうかとずっと気になりました。

 

その後に病室を変わったりして、平成14年(2002年)4月、若い男性の患者さんと同室になりました。

この方は、幼児のように話をされ、気に入らなければ看護師さんを叩く、暴れて備え付けのテレビを投げつける。逆にお気に入りの看護師さんには、自分の食事のデザートをあげようとする。そんな方でした。

私の家族の病状が進行していたため、私たちは毎日交代で誰かが付き添っていました。その間、同じ病室におられたその患者さんには、ご家族らしき方は一度も来られていませんでした。

聞いた話では、入院された当初は彼女さんが来られていたそうなので、最初からそのような状態ではなかったと思われます。

一度も家族の方が来られないということは、ご家族がいらっしゃらないのでしょうか。まだ若い方なのに、この先どうされるのだろうかと、この方のことも気になりました。

結局この方とも、こちらの病室が変わったのでそれきりになってしまいました。

 

これは平成13年から平成14年にかけてのことです。

成年後見制度が始まったのが平成12年(2000年)。

つまり、平成13年や14年にはまだまだ知られていない制度で、私もこの制度があること全く知りませんでした。

その後、行政書士を志し、民法を学び始めて成年後見制度について知りました。

そして、「あの頃には既に成年後見制度があったのだから、この制度を利用できるなら、お子さんの将来を心配されている親御さんも少しは安心できたのではないか。また家族のいらっしゃらない方も、この制度によって支えることができたのではないか」と考えました。

それから成年後見制度によって支えられる方々がおられるのではないかと考え、成年後見業務を行いたいと思うようになりました。

 

成年後見制度には批判もあります。また制度でうまくいかない点も多々あります。

しかし、この制度によって支えることが出来る方も確かにおられます。

確かに大変な業務ですが、これからも取り組んでいきたいと思います。

 

さて、当事務所では、ご家族がいらっしゃらない方や、障害があるなどお子様の将来について心配をされている親御さまのご相談に対応させて頂きます。

日時を予約の上で、私が直接お会いして、お話をお聴きいたします。

※初回の相談料は無料です。時間の制限もありません。

また、当事務所への来所が難しい方には、出張もさせて頂きます。

※公共交通を利用し、交通費が1,000円以上かかる場合はご負担をお願いいたします。

 

まずは一度、お電話かメールでお気軽にご連絡ください。